座右の銘というわけでもありませんが、塞翁が馬という故事をふと思い出しまして。
国語の教科書に載っていたのか記憶が曖昧ですが、おおまかには
- 飼っていた大事な馬が逃げた
- 他の馬を連れて一緒に戻ってきた
- 連れてきた馬から息子が落ちて怪我した
- おかげで戦争にいかずにすんだ
という事象から転じて
「未来は予測できないのだから、一時の幸不幸で簡単に一喜一憂するものではない」
と自分なりに理解していました。
先日、中学校の同級生の葬儀に参列してきました。
中学時代は委員長、テストは学年1位、ピアノ伴奏はするわ、部活3つを掛け持ちするわと実に多才で、就職後も将来を嘱望されていましたが、病気で亡くなりました。
また中学、高校、バイト先も一緒だった別の友人も同時期に事故で亡くなりました。
立て続けにこういったことがあると、塞翁が馬とどっしり構えて信念を持つのも去ることながら、さらに今というその時その時を大事にする必要があるなと思いを新しくしたところです。
病気や事故が幸せに転じるのは死なない時だけだよなぁとも思いますが。
まぁ昔の人の言うことは素直に聞きましょう。
今より人生短かった時代だからこそ、より重く聞こえますしね。
最近では葬儀でも結婚式のようなスライドショーを見ることが多くなりました。
始まる前に10分くらいでしょうか?
よくこの短期間で準備するもんだなぁと思いますが、クオリティは推して知るべし。
今から写真の準備や誰に弔事を頼むか考えていると、自分の時は葬儀をやめて会費制のパーティーにでもしようかと思っているところです。
まぁ死んだ後のことなんて、その先生きていく人たちの為にやるもんでしょうから知ったこっちゃないってのが本音ですが、世間ってのはどうしてこうも体裁を気にしますかね。
やっぱりネット上に逃げたくもなりますよね。
とは言え、終活にはまだ早いし、ブームにも乗り遅れましたね(笑)
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