2017年2月5日日曜日

食器洗い乾燥機 Panasonic NP-TR9 レビュー

結婚生活の中で炊事が私の分担なのは、初お弁当の記事で紹介しました。
炊事に関連して、食器類の洗い物も私が担当します。

結婚してから1年ほどたった初めての冬。
乾燥がヒドくなってきたせいでしょうか?

あの美しくスベスベだった手がガサガサします(笑)
一人暮らしの頃は大した洗い物もなかったので、手が荒れたことなんてなかったのに。

食器類の洗い上がりを重視してお湯で洗っているのもお肌には良くないんですよね。

でも手袋をしてしまうと洗剤の洗い残しが気になります。

しばらくハンドクリームでしのいでいたのですが、一向にガサガサが改善しません。

そこで妻と家族会議の結果、食洗機の導入にGOが出ました。
理由は次の3点です。
  • 妻も肌が弱く、今後妻が洗い物をする場合を考慮したこと
  • 今後の育児等をも見据え衛生面に配慮したこと
  • 光熱水費の削減が見込めること
まぁ、カタログどおりの性能を発揮してくれればの話です。

男子たるものカタログ見たら
「すごい、五倍以上のエネルギーゲインがある」
とかのたまいたいじゃないですか。

調べるまで知りませんでしたが、
設置型の食洗機ってPanasonic以外の選択肢は皆無なんですね。

確かにシステムキッチンにビルトインの方が見た目も場所もスッキリしますし。
需要があまりないかもしれませんね。

我が家は賃貸物件なのでどうしようもなく。

パナソニック 食器洗い乾燥機(ホワイト) Panasonic NP-TR9-W
を購入しました。


現物のサイズ確認を兼ねて近所のケーズデンキにお邪魔したところ、店頭表示価格が\80,000OVER

実店舗で買う気が失せましたが、設置や接続部品の在庫なんかも確認したかったので店員さんとお話を。

色は選べませんでしたが、\63,000まで値下げ出来るとのことで、保証も考慮して即決しました。

下調べの時点で自力設置できるだろうと思い、依頼はせずに持ち帰ったのですが、のちに後悔することになりました(笑)

店頭に分岐水栓の在庫がなかったため、Amazonで次の4つを購入しました。

分岐水栓というのは、キッチンの水洗(レバーついてる部分)と組み合わせて、食洗機用に水の出口を増やすものです。

パナソニック 食器洗い乾燥機用分岐栓 CB-SKE6
KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具 PG26
KVK 固定ナット外し工具 G22
スーパー モーターレンチ MF230

 

水栓が\8,000、その他が計\5,000です。

転居を考え、自力で設置、撤去できるよう購入しました。

さて、説明書どおりに水栓を分解し、いざカバーナットを外そうとしたその時です。

固いっ!ものすっごーく硬い!

専用工具でもまったくピクリとも動きません。
妻と二人がかりでも微動だにしません。

調べてみるとKVK製の水栓はどうやら固いらしいと(笑)
身をもって知ることになりました。

固着部分を分解するには、

  • 水栓そのものの取り外し
  • 本格的な作業道具

が必要と思われましたのできっぱりと諦めました。

そこで次の手が、給水コンセントです。
パナソニック 給水コンセント CB-HA6



追加で泣く泣く購入しました。

給水コンセントというのは、止水栓(シンク下にある水を止めるための栓)から、新たな水の出口を増やすものです。

通常、給水コンセントはキッチン上部に穴あけ加工を伴います。
賃貸物件では原状回復が困難なので採用しないと思います。

そこで、やむを得ず、食洗機使用時のみコンセントを接続する方式とし、普段はシンク下にホースを収納することにしました。

そしてようやく設置が完成したのがこちらです。
カウンターにちょうどよく収まりました。


設置時の他の注意について記載します。
給水ホースの接続、排水ホースの取り回し、電源とアースの確保を考慮する必要があります。

また、NP-TR9は開閉する扉が本体上部へ跳ね上がるタイプのため、上部にゆとりが必要です。

使用してから気付いたのですが、上部方向にかなり高温の蒸気が排出されますので注意ください。


数ヶ月使用しての感想です。
おかげさまで、手荒れの進行は止まりました。

光熱水費については1年程度使った上で、比較レビューしたいと思います。

油汚れなども綺麗に落ちますが、洗い上がりに洗剤残りのような痕がたまにあります。
乾燥機能はあまり使用せずに「標準+80℃すすぎ」で様子を見ています。

少々騒音に難がありますので、配置場所が選べる方は、普段居る場所からなるべく遠ざけたり、間に遮蔽物がある方がいいです。

真横に居ると、テレビの音量を普段より4つほど上げないと聞こえなくなるレベルです。

何より一番良かったのは、洗い物をする時間が減ったことにより、時間のゆとりが生まれたことです。

総評すると購入してよかった家電に入ります。
使用頻度は、今後ますます増えていくものの一つになるのではないでしょうか。

反省があるとすると、
  • 事前に水栓を分解出来るかテストを怠ったこと
  • 設置を業者に任せなかったこと
ですが、
  • 分解する工具などを持っていなかったこと
  • 業者でも設置出来たか分からないし、費用もそれなりにかかったであろうこと
を考慮すれば、
  • いい経験になったこと
  • Blogのネタになったこと
を踏まえて、
失った経費と得たものはほぼ等価だと思いましょう(笑)
「人間万事塞翁が馬」ですもんね。

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