2017年2月14日火曜日

マイナンバーに思うこと

一時期は連日のようにニュースで、マイナンバーマイナンバーと伝えられていましたね。

昨年マイナンバーが個人あてに通知されて以降、めっきり聞かなくなりました。

さて、

  • マイナンバーという名称は知っているが自分には関係ない
  • 個人情報が心配だから使わない

と思っている方がいらっしゃるかもしれませんので、この2点について少し話をします。

内閣官房のマイナンバー分科会でのロードマップ(案)では、将来的に

「ポイントカードやクレジットカード、診察券などとのワンカード化」

を促進しており、証明書としての機能がどんどん高まると予想されます。

企業での利活用が進めば、引っ越しや死亡などのあらゆる手続きがワンストップサービスになります。

  • 郵便
  • 電気
  • 電話
  • 死亡時の生命保険
  • 年末調整の生命保険料控除証明書の発行

公的な手続きが一括で行えるようになり、逆にマイナンバー無しでは手続きが行えない時代が来るかもしれません。


その先にはマイナンバーの生体認証、つまり今は自分が自分であることを証明書がないと証明できませんが、

逆に

「自分の指紋や顔、声などの生体情報によってマイナンバーを証明する」

ようになり、書類やカードすら持たなくていい時代が来るかもしれません。

このようにマイナンバーが身近なものになる日はそう遠くなく、ちなみに国家公務員は2016年から身分証明書をマイナンバーカードに一体化したと聞きました。

次に少し視点を変えてお話します。

近年のITトレンドにビッグデータというものがありますが、皆様Tポイントカードはお持ちでしょうか?(笑)

TUTAYA、ファミリーマート、エネオスなど様々な場所で利用出来るポイントカードですが、そのデータはビッグデータとして他社に提供されています。

具体的な例で言うと、ガストというファミリーレストランがありますが、ガストではメニューの決定にTポイントカード会員のデータを活用し事業に役立たせています。


中には
  • ポイントカード類は一切持たない!
  • クレジットカードは使わない!
  • 車は危ないから乗らない!
  • 包丁は危ないから握らない!
という人もいるかもしれません。

特にマイナンバーは自分ではどうにも出来ないことや、知らない、よく分からないことがあって不安になります。

まずは納得性を高めるように色々調べてみるのがいいと思います。

個人的には通知カードの発行以降に引っ越してしまい、マイナンバーカードの発行はまだ行っていません。

なにより面倒なので(笑)

個人も企業もみなさん様子見というのが今の状況でしょうか。

これからどうやって推進していくのか、はたまた頓挫するのか、ココ数年が見どころですね。