昨年7年ぶりに引っ越しをすることになりまして、いわゆる断捨離をしました。
なかなか捨てられないモノの中に古い歴代の携帯電話がありまして、
少し手を止めてそれぞれ使っていた頃の思い出に浸ったりしたところです。
私が初めて携帯電話を手にしたのは1998年頃ですが、
この20年で表示画面すらない子機みたいなただの電話機が、
今ではスマートフォン言わば小型のPCになりました。
2015年かな?ヒットした映画にイミテーションゲームというのがありますが、
見た方いらっしゃいますか?
つまり暗号を復号する計算機を作ったアラン・チューリングという実在の人物を描いた映画ですが、
この人が現在のコンピュータに大きな影響を与えた
計算機科学の父と言われています。
当時1940年頃の機械はものすごい大きさで、
高さは天井まで大きさは車以上ってイメージです。
主人公の性癖も相まって、彼女と見るには微妙な映画です。
レビューもそのうちしたいですね。
その後1965年頃にインテル、
半導体メーカーでPCにもよくシールが貼ってあると思いますが、
創業者のゴードン・ムーアがムーアの法則を提唱します。
思いっきりざっくり言うとコンピュータの性能は一年半で2倍になるというものですが、
これが50年後の今でもまだ限界にならずに目標値になったりしています。
性能が上がるというのはより高密度に回路を集積できる、
つまり小型化できるということです。
最新の技術は私達の手元に来るまで、
汎用的な民生品になるまでは
長ければ5年程度掛かりますから、
まだしばらくは現在の傾向が続くと言われています。
毎年総務省が情報通信白書という文書を公表していますが、
2015年のテーマはICTの現在過去未来です。
500ページくらいあるんですが、
この中で鉄腕アトムなどのフィクションで描かれた未来と
現状の比較など面白い考察がされているほか、
情報通信産業の今後の政策動向や
将来展望についても記載されています。
20年前の自分は今の状況を全く想像もしませんでしたが、
今の自分なら20年後は無理でも
近い将来を想像するだけなら出来るかもしれないなと感じます。
ちなみに結局断捨離出来ずに、携帯電話はまた箱に戻しました(笑)
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