2017年3月24日金曜日

LaLaランドをこれから楽しむ方に

mukeです。

先日の公開日にララランドを見てきました。

ちょうど良く休暇だったため、映画好きの妻を私から誘いました。

事前情報として

ミュージカル調らしい
アカデミー賞に複数ノミネートしている
セッションの監督作品

くらいの予備知識です。

妻はあまり乗り気ではなく、結論から言うとあまりお気にに召さなかったようです(笑)

あまりネタバレしない程度に視聴後の感想と、これから見る方に向けてのメッセージです。

まず冒頭から一気にオープニングで置いてけぼりにされます(笑)

否が応でもこれからミュージカルを見るんだぞという気分になります。
作りての頑なな意思を感じさせる点で、もう拒否反応が出る人はここで脱落するかもしれません。

前半はやや冗長です。

映像や音楽といった点で見るべき人が見たらおっと思うのかもしれませんが、イチ視聴者には退屈に映る面も否めませんでした。

画面がカットされずに長回しとなるシーンが多く、見る方も少し気疲れしますね。

映像はカラフルで華やかさを感じさせる序盤も見どころですが、暗闇で人物だけを表現するなど舞台演出のようなところもこの映画らしいところかなと思います。

妻がしきりに口にしたのがいわゆる努力から成功する過程が描かれていない点です。

サクセスストーリーを描いたような、古くはプリティ・ウーマンやプラダを着た悪魔のような見ているものが感情移入して気持ちよくなれるような部分はバッサリ省いてあります。

話が何年後みたいに飛ぶことと、その後のパラレルワールドでの邂逅によって、敢えて年月の重みなんかを感じさせているのだと感じますが、私が妻より歳をとっているせいでしょう(笑)

中盤からラストへ掛けての盛り上がりが個人的に1番評価したところです。

不意に目頭が熱くなることもあり、視聴は30〜40代の人生経験ちょっとあります世代にオススメしたいと思います。

ややもするとモヤっとした読後感が残りますが、大人の琴線には触れるいい作品だったと思います。

変にアカデミー賞だとかミュージカル映画だとかの先入観無しに気楽に見たほうが楽しめますので、興味のない友人を引っ張って是非映画館に足を運びましょう。

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